腸活しよう

腸活とは?

激しい運動の後のアイシングは例外として、それ以外で身体を冷やすことは百害あって一利なしと言われるほど、身体が冷えるとさまざまな不調を招く恐れがあります。特に腸が冷えると排泄機能が低下してしまい、腸内環境が悪化していきます。腸内環境を最善に保つために、腸を温める「腸活」を行いましょう。

白湯で腸を温める

朝起きたらまず最初にコップ1杯の水を飲んだら良いと言われていますが、冷えという観点から白湯を飲むことをオススメします。そうすることで腸が目覚め、腸の蠕動運動のスイッチが入ります。

食物繊維を摂ろう

朝は1日の中で最も大きな蠕動運動が起こります。朝食に食物繊維がたっぷり入った野菜スープを食べることで、腸が活発に動きだし腸内温度も上がってくるので、便通も良くなります。

便秘や硬いコロコロの便に悩まされている人は、水溶性の食物繊維が豊富に入った柑橘系の果物を食べる改善されます。甘夏などの柑橘類の皮をむいて蜂蜜に漬け置きし、ヨーグルトをかけて食べるのがオススメです。食物繊維と乳酸菌のW効果でドッサリ快便が期待できますよ。

植物性乳酸菌

ヨーグルトに含まれている乳酸菌やビフィズス菌は、腸内の善玉菌を増やしてくれる働きがあります。乳酸菌は善玉菌のエサとなり、特に生きたまま腸に届く植物性乳酸菌をとることで腸内環境を整えてくれます。植物性乳酸菌を多く含む食材には、味噌や納豆、ぬか漬けやキムチなどの発酵食品があります。

腸を元気にする食物繊維が豊富に含まれているココアを温めて飲みましょう。裏技として、小さじ1 ~ 2杯のエクストラバージンオリーブ油を加えると、胃に油膜ができて保温効果が持続します。

難消化性オリゴ糖

玉ねぎ、アスパラガス、大豆などに含まれる成分である難消化性オリゴ糖は、胃や小腸で消化吸収されにくいので、そのまま大腸に届いて善玉菌のエサになってくれます。また、腸内を酸性に保ち、善玉菌を増やすのに最適な環境を整えてくれますので、積極的に摂取したい食材ですね。

カレーで血行促進

カレーに多く使われているスパイスには、様々な効能が記されていますが、辛み成分には血行を促進して身体を温める効果があります。スパイスには、抗酸化作用やコレステロール抑制作用の高いターメリックやコリアンダーなどが含まれているので、健康食としても注目を集めています。

アロマでリラックス

人は極度の緊張やストレスを感じると、腸の働きが低下します。仕事が忙しくてストレスを感じた日は、ぬるめのお風呂でリラックスして腸を温めましょう。お風呂のお湯にアロマオイルを垂らせば、心地よい香りがストレスを取り除いてくれます。副交感神経が優位になり、腸の働きがよくなります。

運動で腸に刺激

適度な運動をすることで血行を促進して、腸の働きを活発にしましょう。1日30分のウォーキングで下半身の筋肉を動かし、腸に刺激を与えるのです。人間は毎日同じ時間に食事や運動をすると、身体がリズムを覚えて同じ時間に便意を催してきます。規則正しい生活は身体にも良いってことですね。

おなかに溜まったガスを出す

おなかにガスが溜まって苦しいときは、右半身を下にして横になり、ゆっくりおなかをさすりましょう。滞留しているガスを流して張りを解消することで、症状を改善することが出来ます。

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